今ここに"いのち"があることに感謝!
4月3日、隣に住んでいる義父が、84年の人生を、安らかに終えました。自宅が好きな義父は、入院を嫌がり、妻と娘に介護を受けていましたが、二人に看取られ、眠るように息を引き取りました。
自分の親の時は、兄や親戚がやってくれたので、私がすることはありませんでしたが、年老いた喪主ですし、一人娘の婿ですから、お寺の決定、葬儀の打ち合わせ・準備など、やることがたくさん有りました。お陰さまで、いろんな事を学び、気づかせてもらいました。
義父がいなければ、私の妻も子供も、そして、今の自分もなかったわけですので、妻を生み、育ててくれたことに、本当に感謝し、親やご先祖様があって、自分があることを、改めて実感することができました。親から子へ、子から孫へ・・・こうやって"いのち"が繋がっていくのですね。今ここに"いのち"があること、そして、周りの温かい心遣いに本当に感謝です。
「有り難い」という感謝の気持ちを感じる毎に、少しずつ、不平不満や怒りは少なくなり、次第に赦すこと、優しくすることができるようになれるのかもしれません。私もお陰さまで、もう少し優しく、心穏やかになれそうです。
有難うございました。
生前に「ありがとう」を言えず、後悔している歯医者の独り言でした。
まさか・ず