宮内歯科医院ブログ 院長の独り言

院長プロフィール

院長 宮内昭穂

院長 宮内昭穂

1954年 宮城県生まれ
1972年 仙台二高卒業
1980年 東京医科歯科大学卒業
1983年 宮内歯科医院開業

「私たちの仕事の目的は患者さんに喜んでもらうこと。
治療は手段」をモットーに痛くない歯の治療と、信頼関係を何よりも大切にしています。

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許すということ

許すということ私も今まで、傷ついたり、迷惑を被ったりしてきましたが、それ以上に、自分で認識しているだけでも、たくさんの人を傷つけ、迷惑を掛けてきました。

自分で気付かないものも多くあると思います。そもそも人間、他に迷惑を掛けないで生きていくのは不可能です。自然の中で、すべてを自給自足をしている人でも、"いのち"を食べ、自然に迷惑をかけ、生きているのです。

 

ましてや、人間社会で人と関わり合いながら、生きていくには、傷つけてしまったり、迷惑を掛けることは避けられません。であれば、責め合って、憎しみ合って、生きていくより、迷惑を掛け合って、赦し合って、助け合って生きていく方が幸せになれるのではないかと思います。

 

若い時、(今も気持は若いつもり?ですが)短気で、怒りっぽい自分が嫌いでした。できるだけ、腹を立てないようにしようと心掛けてきました。

スタッフがミスをしたり、患者さんが治療に遅れてきたり、キャンセルがあると、若い時分は、すぐ腹を立てました。(今でも少々腹が・・・) 自分を振り返ってみると、自分もミスをするし、遅刻したり、休んで約束を守れないことがあったりします。

 

誰だってミスをするし、何か事情があったんだろうな、お互い様だな、と考えられるようになってから、そして、他にも、怒りについて、いろんなことを学び、経験してからは、だいぶ、赦せる?ようになってきました。

 

頭で赦そうと思っても、感情は別です。まだまだ、怒りまではいかなくても、不平・不満を感じ、いらいらしたり、愚痴が出るときがあります。でも、そんな自分を責めずに、嫌わず、自分がどこまで赦せるか、優しくなれるか、楽しみたいと思います。 "ゆるし"についての言葉をご紹介します。

 

☆<ゆるしのない世界> ・相手から与えられた痛みをいつまでも思い出し続ける ・恨みを抱き続ける ・過去に縛りつけられ続ける ・復讐する

☆ゆるしとは「相手を無罪放免にする手段」ではなく、「自分を自由にする手段」であり、過去や感情に縛りつけられていた自分を解放することができる。

 

☆ゆるしは忘れることではない。

☆ゆるしは、感情や心の痛みを否定することではない。

☆ゆるしは、意志でできるものではない、命令されてできるものではない。

☆ゆるしは、相手の責任を追及しないということではないし、自分の権利を放棄するものでもない。

☆怒りは力ではなく、弱さのしるし。寛容や忍耐は弱さのしるしではなく、強さのしるし。

☆怒りと憎しみこそが、私たちの本当の敵。怒りが10分間続くなら、8分に減らそう。5分、2分、そして、ゼロの状態まで。そうやって心を鍛えよう。

☆怒りや憎しみで問題は解決できない。解決できるのは、思いやりと真の優しさによるゆるし。

☆「一瞬だけ幸福になりたいのなら、復讐しなさい。永遠に幸福になりたいのなら、ゆるしなさい。」

 ※アンリ・ラコルデール

2015年3月

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